B-MAX2にトライアドスリッパークラッチを装着する方法

「AV1020-TOP-KYO トライアドトップシャフト京商用」を使用してヨコモB-MAX2に
「AV1020-MODトライアドスリッパークラッチ」を装着する方法をご案内いたします♪

トップシャフトの全長が約59.5ミリの場合はこちらもあわせてご参照下さい。

用意するもの
・AV1020-MOD トライアドスリッパークラッチ
・AV1020-TOP-KYO トライアドトップシャフト京商用
・内径5ミリのシムとカラー
・M3の薄型のナイロンナット
  
 
上がB-MAX2の標準トップシャフト、下がAV1020-TOP-KYOです。
ギヤの歯数は同一。使用するベアリングも1050サイズです。

B-MAXのスリッパーディスク装着部分はミリ規格。
一方のトライアドスリッパーの部品はインチサイズです。
通常であればB-MAX2のトップシャフトにトライアドスリッパーは
装着できませんがAV1020-TOP-KYOを流用する事で
トライアドスリッパーを装着する事が出来ます。
  
  
AV1020-TOP-KYOに内径5ミリのシムとカラーを使いトップシャフトの
取り付け位置を最適化します。
ギヤ側ベアリング部分に0.5ミリ、モータープレート側に3.8ミリ程度を目安に
調整してください。使用するベアリングやギヤボックスケースの個体差等に
より最適なシムの数は変動すると思われます。トップシャフトが軽く回転し、
ギヤ部分がギヤボックスケースの内壁に干渉しない位置に調整してください。
  
  
トライアドスリッパーを取り付けます。
取り付け方法はトライアドスリッパー説明書のB4.1への取り付け方法に
従って下さい。
  
  
取り付け完了です。ギヤボックスが軽く回るかを再度チェックします。
  
  
スリッパー調整ナットはM3に変更になります。AV1020-TOP-KYOにはM3ナットが
付属しますが、B-MAX2に装着した場合はこのナットではナイロン部分への掛が浅く
走行中に緩む事が考えられます。汎用のM3薄型ナットを使用することをお勧めします。