DF-03 KMC
走行編 その6

DF-03+KMCの組立&走行レポをチームあざらしのねるそんがお届けします。

  今回は屋外サーキットでのセッティングを進め
何度かレースにも参戦してみましたので
ご報告いたします。


DF-03KMC+ゼニーガでどこまで戦えるか??
まずは北海道は余市町のYRT主催のオフロードレースに
お邪魔してきました。

公園に創られた特設コースで不定期に行われてる
シリーズ戦です。

路面は公園らしく「ふかふか」です。
定番タイヤはヨコモの32シリーズでしょうか。
  
  今回持ち込んだ車両は屋外特設コースを想定した変更を
加えてあります。

@リヤダンパーエンドをHPI製(A318)に交換しリバウンドを増大
Aフロントダンパー内のカラーを2ミリに
B走行編その2で紹介したナックル位置は標準状態へ。

大きな変更はこの程度。主にギャップ走破性をあげる為の
セッティングです。

  
レース結果はなんとも微妙なAメイン2位。
またしても501Xに負けちゃいました _| ̄|○

しかしDF-03KMCの回頭性の良さは大きな武器になりそうです。
ゼニーガとあざらしウイングを併用する事でその回頭性に磨きを
かけつつ、安定性も確保可能です♪
不安定な挙動にお悩みの方は是非お試し下さい。

今回は負けてしまいましたが、501XやBJ4WE・ZX-5と互角以上の走りが
出来た事には勇気付けられました。

標準仕様で起こりがちなスパーギヤ部分への砂の侵入は
カワダ製のギヤボックスプレートを使用することで防ぐ事が
出来ました。




さて、次はJMRCA全日本選手権の北海道地区一次予選に挑戦です。

予選が行われる深川サーキットは多彩なコンビネーションジャンプと長いストレートやウォッシュボードを持つ
本格的なオフロードサーキットです。

今回の仕様も余市レース同様です。

タイヤはフロントがロッシ・ブロックヘッド(又はテーパーピン)
リヤはロッシ・X2000

このタイヤは使用できる路面の幅が広く1セット持ってると
便利ですよ。

因みにゼニーガボディーを使用し、冷却ダクトを全開にした
状態でもカウル内への埃の進入は問題になりませんでした。
  ハンドリング・ジャンプ・ギャップの走破性共に問題なく
ほぼイメージ通りに走らせる事が出来ます。
ただし他のハイエンドマシンに比べると若干トラクションに劣る
感じがするのもまた事実・・・・

今後は現在流行中のフルタイム4WD仕様への変更も含め
より前に出るセッティングの方向性を探ってみたいと思います。
 
で、結果はと言いますと3番手タイムを記録して予選終了。
刻々と変化する路面にドライバー・マシン共に合わせきる事が
出来なかった結果です。

予選終了後のフリー走行では当日のベストラップを記録
するなど、上手く使えばハイエンドマシンに引けは取らない
事は再確認出来ました。
その「上手く使う」が出来ない事が僕のドライバーとしての
足りない部分ですねぇ・・・・
  
  
おまけ



特に特設コースに言える事ですが、一般的に路面グリップが安定しない、
ギャップが出来やすい等の特徴があり、セッティングもまずは
「5分間安定
してラップが刻める」方向性がベストかと思います。

今回までのセッティングについてはセッティングシートを
用意しましたのでご参照下さい。


  

一般的にDF-03にハイパワーなモーターを使用した場合には
オーバーステア傾向になりがちです。

ゼニーガボディーをご使用の場合は、フロントウイングの
翼面積を調整する事で高速域のフロントグリップを調整可能です。
また画像のようにウイングのオーバーハング部分をざっくりカット
する事で路面との引っ掛かりを防止する事ができます。
お試し下さい。

DF-03KMC 2007/05/30 オーム模型輪厚サーキット.pdf